知らないと一生貧乏!?損しない働き方をご紹介

物価高や税負担の増加で日々の生活は苦しくなるばかり…。

働いて稼いでも税金でかなりの金額が引かれ、手元に残るお金はわずか…。

そのため、主婦や働くママが税金面でお得になる働き方について考えることはとても重要!

頑張って働いたにも関わらず、手取り額や世帯年収が少なってしまういわゆる「働き損」を避けられるように、年収の壁について理解しておくことが大切です!

今回の記事は、主婦や働くママが「損しない働き方」について詳しく解説していきます。

2024年月から制度も少し変更になっているため、これを知らないと一緒貧乏から抜け出せないかも!?

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

目次

昔と違う現代の働き方

一昔前は、夫が外で稼ぎ、妻は家庭を支える専業主婦である家庭が一般的でした。

しかし、最近では働き方も多様化してきており、共働き家庭の増加や、経済的な理由から妻も働きに出るケースが一般的になっています。

家事や仕事を両立しながら、子育てまでしている主婦の方も多く、その生活に疲弊している方も多いことでしょう。

税負担の増える現代では、自身のライフスタイルや家庭の状況に合った「損しない働き方」を見つけることが生活を楽にすることにも繋がるといえます。

損しない働き方とは?

まずは税金に関する基本的な知識を持つことが重要です。

「税金なんて難しいし、給料から勝手に引かれているから、なかなか実感できない」

という方も多いかもしれません。

ですが、この税金の知識がないと一生貧乏のままかも!?

所得税、住民税、社会保険料など、さまざまな税金があって難しく思う方も多いかもしれませんが、ここでは損せず働ける税金の仕組みについて簡単に解説していきましょう。

「扶養内で働く」とは?

「扶養内で働く」とは、「家計を主に支える方の扶養の範囲内で働く」という意味です。

この扶養の範囲内には「税法上の扶養」と「社会保険上の扶養」の2種類があります。

まずは「扶養内で働く」という仕組みについて解説していきます。

扶養内の仕組み

妻(扶養される方)の年収によって、妻の税金や社会保険だけでなく夫(扶養する方)の支払う所得税の金額が変化します。

そのポイントになるのが、扶養される方の年収です。

  • 扶養される方の年収が「103万円」
  • 扶養される方の年収「130万円」
  • 扶養される方の年収「141万円」

それぞれ解説していきます。

年収103万円の壁

「年収103万円の壁」は、世帯収入に大きな変化が生じる最初のポイントです。

「年収103万円の壁」といわれる理由は、扶養される方(妻)の年収が103万円以下であれば、所得税が0円になるから。

また、扶養する方(夫)の所得税が安くなる「配偶者控除」が適用となる点もポイントです。

年収130万円の壁

「年収130万円の壁」に影響するのは、社会保険料(厚生年金・健康保険料」の支払いです。

扶養される方(妻)の年収が130万円未満かつ月額108,333円以下であれば扶養する方(夫)が加入している社会保険の「被扶養者」となるため、社会保険料の支払いが免除されます。

※2016年10月より年収106万円以上で働く一部の方も社会保険加入者対象となっています。

この年収になると、103万円の壁でお伝えした「配偶者控除」の対象外となりますが、扶養される方(妻)の年収が103万円〜141万円未満の場合には、「配偶者特別控除」が適用されます。

この控除額は、扶養される方(妻)の年収が5万円増えるごとに控除額が減っていき、扶養される方(妻)の年収が141万円以上になると控除額は0円になります。

年収141万円の壁

最後は「141万円の壁」についてです。

先ほども説明したように扶養される方(妻)の年収が141万円を超えると、夫の配偶者特別控除が適用外となり、税金・社会保険料の免除が一切なくなってしまいます。

2024年10月からは社会保険適用が拡大

この社会保険の適用については過去にも何度か変更されているのですが、2024年10月にも適用枠の拡大が決まっており、今までは扶養内で働いていて保険料の負担がなかった方が、勤め先によっては社会保険に加入しなければならないケースも出てくるでしょう。

この背景にあるのは、現代の働き方が変わってきていることが考えられます。

パートで働く主婦以外にも、労働時間や給与の少なさで社会保険に入れない非正規社員が増えているため、そのような方も社会保険で守れるようにという流れがあるようです。

社会保険は入ったほうがいい?

年収が上がると税金の負担が増えたり、控除を受けられないこともあるため、「損しない働き方」を考えるなら、年収を抑えた方がいい?と思う方もいるかと思います。

ここでは社会保険に加入するメリット・デメリットについて解説していきます。

社会保険に加入するデメリットとは?

一番のデメリットはやはり「保険料」といえます。

勤め先の保険に加入すると月々の給与から、保険料が引かれてしまうため手取りが減ることになります。

手取りが減る分、生活に充てられる金額も減るわけですから、その点が一番のデメリットといえます。

社会保険に加入するメリットとは?

社会保険に加入するメリットは「年金が増えること」です。

社会保険には厚生年金と健康保険が含まれており、厚生年金に加入すると年金が上乗せされるので、老後や障害・死亡などの万が一のことがあった際に受け取れる金額が変わってきます。

また、健康保険でも「傷病手当金」や「出産手当金」などがもらえる場合があるため、保障が手厚くなる点という点もメリットのひとつといえます。

ライフスタイルに合わせた働き方をしよう!

ここまで扶養内の仕組みや、社会保険制度についても解説してきました。

損しない働き方を考えることも大切ですが、仕事と育児のバランスを考えながら、それぞれの家庭のライフスタイルに合った働き方を選択できるとベスト!

まだまだ妻が扶養内で働くという家庭も多いですが、時代はどんどん変わり、オンライン化も進んだこともあり、妻が夫よりも稼いでいる家庭も増えてきているようです。

妻側が家庭や子育てを優先するばかりに自己成長やキャリア形成の機会を逃すことになると本当にもったいない!

長期的な視点で、自分のスキルやキャリアを見据えた働き方を選ぶことも重要ですよ!

今後も税制や制度は常に変化していくため、最新の情報を収集することも忘れずに行ってくださいね♪

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