お金が貯まる人と貯まらない人の決定的な差
世の中には月20万円の収入でも貯金できる人と、月100万円稼いでも赤字になる人がいる。
この2人の違いは、どこにあると思いますか?
そもそも貯金というのは、収入と支出のバランスによって決まります。
毎月どれだけ残るかが重要であり、収入の多さが貯金を決めるわけじゃないんですね。
ここで紹介する考え方を身につければ、無理な節約も我慢もせず、好きなものを買いながら貯金を増やせるようになります。
貯金を増やして将来に備えたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
①お金を使わないことだけ考えている
貯金ができない人は、自分の収入を基準に支出を決める傾向があります。
つまり、「今月はちょっと多めに入ったから、ちょっと贅沢してもいいよね」と考えるタイプの人です。
このように考えていると、毎月収入ギリギリの支出で生活してしまいます。
当然、お金を貯めることもできないでしょう。
お金が貯まる人は、お金の使い方がうまい
きちんとお金を貯められる人は、お金を使わないのではなく、正しいお金の使い方を学ぶ人です。
お金の性質として、「使ったところが大きくなり、成長する」というものがあります。
どういうことかというと、たとえばレストランで外食にお金をかけていれば、お腹周りが大きくなって脂肪が増えたりするということです。
ビジネスの勉強にお金を使おう
これと同じように、たとえば子どものピアノ教室や水泳教室にお金を使ったら、子どもの能力を伸ばすことができます。
ビジネスでも同じで、副業や起業についての勉強にお金を使えば、ビジネスのスキルが成長していきます。
このようにお金の使い方をしっかり身につけることが、ビジネスでの成功に結びつくのです。
伸ばしたいところにお金を使おう
貯金するときに大事なのは、お金を使わないことではありません。
自分は一体どこを伸ばしたいのかを考えて、どこにお金を使うかを決めることが大切です。
もしあなたが体重を増やしたいなら、食べ物にお金を使ってもいいでしょう。
でも、ビジネスで稼ぎたいと考えるなら、ビジネスのためにお金を使わないといけないのです。
②無駄なお金に気づいていない
たとえばスタバをコーヒーを買ったり、タピオカを飲み歩きしたり…と、人なら誰だっておいしいものを食べたいと考えるのが普通です。
でも、多くの人はそうした出費が無駄なものだってことに気づいていません。
なんとなくの気持ちでお金を使っているので、それが無駄遣いだということがわからないのです。
そもそも気分転換しなくていい仕事を
もちろん、気分をリフレッシュさせて仕事を頑張るために、おいしいものを食べているという人もいるでしょう。
確かにリフレッシュのために食べ物を楽しむのは悪くありませんが、根本的な解決にはなりません。
モヤモヤするからとスタバのコーヒーを飲んでも、そのときだけの対症療法に過ぎないのです。
言い訳をせず、無駄を無駄と認めよう
あなたが持っている深い悩みに対して、飲み物や食べ物で解消しようとしても、肥満や貧乏の原因になってしまうだけです。
まず最初にやるべきなのは、無駄な出費を減らすこと。
そうすれば、浮いたお金をビジネスに回すことができます。
「スタバを飲めるから、明日もがんばれるんだ!」と考えるのではなく、「そもそもリフレッシュがいらない仕事に転職するべきでは?」と考えるのがポイントです。
無駄遣いに対して都合のいい言い訳をつけるのではなくて、無駄な出費は無駄なことを認めることがスタートです。
③お金の使い方を変える
多くの人は、お金を使う順番を間違えてしまっています。
少ない給料をなんとかやりくりして、食べたいものや欲しいものを手に入れるのは、間違い。
そうではなく、まずビジネスのためにお金を使って収入を増やし、お金の余裕を生み出すことが大切です。
そしてお金の余裕が生み出せるようになってきたら、ここで初めて食べたいものや欲しいものにお金を使うのです。
海外旅行やブランド物に使うのは、最後
なんだか当たり前のことのように思えますが、給料が少ないのに高額な海外旅行に行ったり、ブランド物を買ったりしていても、絶対にお金は貯まりません。
まずはお金の使い方を見直して、ビジネスで稼ぐためにお金を払う。
すると収入が多くなって返ってくるので、お金の余裕が生まれてから、自分の好きなように買い物をしたらいいのです。
貯金ができる人も、常にこうした思考を持ってお金を使っているんですね。
3つのお金の使い方とは?
お金の使い方には、「浪費・消費・投資」の3つ位のタイプがあると言われています。
「浪費」というのは、ギャンブルやタバコ、お酒、スタバのコーヒー、お菓子などのこと。
なくても困らない出費で、まずはこのカテゴリに入る出費を減らしていくのが大切です。
次の「消費」は、必要最低限の食費や日用品などの出費。
そして「投資」が、私たちが一番お金を使うべきカテゴリになります。
投資といっても、株やFXをはじめなさいというわけではありません。
そうではなく『自己投資』を始めて、稼ぐ力を身につけるのがポイントです。
投資にも3つのタイプがある
「まとまったお金がないから、投資はできない」なんて言う人がいますが、投資は身近なところから始めることができます。
なぜなら、投資にも3つのタイプがあるから。
- 知識への投資
- 時間への投資
- 金融商品への投資
勉強のためにお金を使うこと、時間を作るためにお金を使うこと、そして株やFXに投資することも、全部「投資」です。
特にこれから副業や起業を考えているなら、知識と時間への投資が不可欠です。
ビジネスの勉強のためにお金を使い、勉強時間を増やすためにお金を使っていきましょう。
おわりに
「貯金を増やす」と言われると、多くの人はお金を使わないための方法を考えます。
しかし実際に貯金ができる人というのは、お金の使い方が上手なことが多いんです。
お金を使わないことばかりに集中するのではなく、勉強や投資のためにしっかりお金を使っていきましょう。