科学的にカリスマ性を高める6つのコツ
ビジネスの世界では「メラビアンの法則」と言って、第一印象がその人の印象を大きく左右するという考え方があります。
SNSなどを通じてあなたのことを知ったお客さんは、一番最初に読んだ投稿やプロフィールアイコンによって、印象がほぼ固まってしまうということです。
成功しているビジネスパーソンは、メラビアンの法則のことをよく理解しているため、いかに第一印象をよくするかを常に考え続けています。
今回は、これから起業を考えているビジネス初心者でも真似できる、カリスマ性を高めて第一印象をアップさせるためのコツについて紹介していきます。
成功する人は、実は優秀じゃない
世の中で成功者と呼ばれる人たちは、実はあまり優秀な人物ではないという事実をご存知でしょうか?
もちろん優秀な成功者も一定数存在するのですが、自分自身は知識もスキルもそこまで突出しているわけではないのに、何億円もの資産を持っている人たちがいます。
なぜ優秀じゃない人でも大金を稼げるようになるのでしょうか?
その秘訣は、今回取り上げていく「カリスマ性」にあります。
優秀な人を集めるカリスマ性を持っている
自身は優秀じゃないのに大きな成果を収めている人たちは、周りに優秀な人たちを集めるのが上手なんですね。
たとえ自分のスキルがレベル10しかなくても、周囲にレベル100、レベル1000の人たちを集めることができるので、大きな成果を出せるということです。
私たちがビジネスを大きくしていきたいと思ったら、自分一人の力にはどうしても限界があります。
ときにはスタッフを雇って仕事を依頼したり、ビジネスパートナーと一緒に仕事をする機会も出てくるでしょう。
そんなときにも高いカリスマ性を持っていれば、自分よりもずっと能力が高い人たちを集めて大きな成果を狙えるようになるのです。
では、具体的にどうやったらカリスマ性を高めていくことができるのでしょうか?
ここではカリスマ性アップに役立つ6つのテクニックについて取り上げていきます。
カリスマ性を高めるコツ①アイコンタクト
誰でもすぐに使い始めることができるのが、アイコンタクトを増やすというテクニックです。
私たちは積極的に目を合わせてくれる人ほど、高いカリスマ性を持った人物だと感じます。
考えてみれば当たり前のことですが、相手の目を見て話せないような人に、ついていきたいとは誰も思いませんよね?
アイコンタクトを増やすときには、会話の中で目を見る回数を増やすのも大切ですし、目を見る時間を長くするのも効果的です。
ジロジロみるのは逆効果?→そんなことありません
「でも、相手の目をジロジロみていたら逆効果なのでは?」と思われるかもしれません。
しかしアイコンタクトをしすぎてマイナス印象になることはなく、むしろカリスマ性がアップする可能性が高いです。
というのも、あなたが相手の目を見ていても、相手があなたの目を見ているとは限らないからです。
営業なら資料に目を落としていたり、スライドを見ていたりすることがありますよね?
ですので、遠慮することなく積極的にアイコンタクトしていくのがおすすめです。
カリスマ性を高めるコツ②共感力
相手の立場になって物事を考えられるのも、カリスマ性が高い人に共通するポイントです。
自分が相手と同じ立場に置かれたらどう考えるか?どう行動するか?をイメージできるため、周囲に人が集まってきやすくなるんですね。
しかし多くの人は相手に共感するのが苦手で、特に男性は相手の立場になって考えることを不得意とする傾向にあります。
ビジネスの本質も、共感力にある
カリスマ性を高めて第一印象をよくするだけではなく、ビジネスで大きな成果を出すためにも、共感力は不可欠なスキルとなります。
というのも、ビジネスの本質はお客さんのお悩み解決であり、お客さんの立場になって考えることができないと、そもそも悩みを解決することもできないからです。
その意味では、生まれつき共感力が高い女性のほうが、男性よりもビジネスで成功しやすいと言えるのかもしれません。
もちろん後天的に共感力を高めることも可能で、まずは「相手の立場だったらどう考えるだろうか?」と意識する習慣を持つのが大切です。
カリスマ性を高めるコツ③傾聴力
カリスマ性を持った人というと、なんとなくトークスキルが高くておもしろい話をしている…というイメージがあります。
もちろん高いトークスキルもカリスマ性を高めてくれるのですが、それよりも相手の話を「聴く」力のほうがずっと大切。
「それでどうなったの?」「もっと教えて!」というように、相手の話を興味を持って聴くことができるから、周りに人が集まるようになるんですね。
コミュニケーション力を磨くなら、まず聴くことから
これを読んでいる人の中には、コミュニケーション力が低くて人との会話が苦手…と感じている人も多いでしょう。
私たちがコミュニケーション力を伸ばそうと考えたとき、まずトークスキルを磨こうとしてしまいます。
残念ながらトークスキルは一朝一夕で身につくものではありませんし、自分のことばかり話されても相手にうざがられるだけ。
コミュニケーションスキルを身につけたいと考えるにしても、やはり傾聴力を伸ばすことから始めるべきなのです。
カリスマ性を高めるコツ④集中力
ここでいう集中力というのは、相手の話や行動に集中できるスキルのことを言います。
たとえば、家族の話を聞くときにテレビを見ながら片手間で受け答えしている人はいませんか?
友達との食事中に、ついスマホが気になって手に取ってしまう人は多いでしょう。
他のことが気になって相手のことに全神経を集中することができないと、カリスマ性も身につきません。
まずは食事中にスマホを触らないことから
集中力を高めてカリスマ性を身につけたいと考えるなら、まずは人との食事中にスマホを触らないことを徹底しましょう。
食事中にスマホを触られると、誰だっていい気分にはならないはず。
通知はオフにしてテーブルの上にはおかず、カバンにしまって食事や会話を楽しむようにしましょう。
カリスマ性を高めるコツ⑤自信
カリスマ性が高い人たちは、当然ですが自分に対して大きな自信を持っている人たちでもあります。
謙虚なことはいいことですが、自分に自信がないと周りに人が集まってきにくくなります。
ただ、単に自信満々になればいいわけでもなく、自分のことを受け入れて、ありのままの自分を認めることが重要になってきます。
ありのままを受け入れているか?
仮にありのままの自分を認めることができなければ、いつまでも人の目や他人の評価を気にして生きることになります。
そんな臆病な人たちは、カリスマ性を身につけることはできないのです。
まずは自分自身をしっかりと承認してあげて、周囲の人たちのことも承認していく心の広さを身につけましょう。
カリスマ性を高めるコツ⑥トークスキル
最後のコツは、トークスキルを磨くことです。
カリスマ性が高く人を惹きつける人たちは、やはり高いトークスキルを持っています。
巧みな話術で相手の心を掴み、自分の思い通りに行動させるのが上手なんですね。
難易度が高いので、優先順位は低め
ただ、トークスキルをイチから身につけるのは非常に時間も手間もかかるので、あまりおすすめできません。
ここまでで取り上げた5つのテクニックを実践してから、トークスキルを伸ばしても遅くはないのです。
おわりに
今回はカリスマ性をテーマに、第一印象をよくするためのテクニックを紹介してきました。
カリスマ性を身につけたいと考える人は、ぜひ今回の内容を実践してみてください。