「行動してるのに結果が出ない…」そんな人に共通する間違いとは?
イチから起業してビジネスを始める際には、とにかく行動し続けることが大事です。
いつまでも机に向かって悩んでいるだけの人よりも、常に行動して新しいことを学び、挑戦し続けられる人のほうが圧倒的に結果を残しやすくなります。
ただ、実際にビジネスを始めてみると「行動してるのに結果が出ない…」という悩みに直面することも珍しくありません。
今回は、行動しているのに成果が出ない人に共通する間違いと、その解決方法について解説していきます。
『自己流は事故る』がビジネスの常識
ビジネスの世界では非常に有名な格言があります。
『自己流は事故る』
もしかしたらあなたも、どこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。
実は起業してフリーランスとして活躍していくためには、自己流で仕事をするのは絶対にNG。
そんなことをしていたら、必ず事故る、つまり失敗することになってしまうのです。
独学で起業すれば、100%失敗する
起業しようとする際にも、全部独学で学んで独学で行動しようとする人がいます。
もちろん成功者の中には独学で勉強して大きな結果を出している人も少なくありません。
しかしそうした成功者たちは、もともと強力なスキルを持っていたり、才能ある天才肌タイプの人だったりすることがほとんどです。
一般人が10のことを聞いて10のことを理解しているとしたら、天才肌タイプの人は10のことを聞いて100のことを理解できるような跳び抜きた才能を持っていたりします。
自分に才能がなく、スキルも弱いと感じるなら絶対に独学で始めてはいけないのです。
結果が出ないのはロールモデルがいないから
では、才能もスキルもない人が起業して結果を出すためにはどうしたらいいのか?
その答えは、自分のビジネスのお手本となるロールモデルを見つけることです。
いわゆる「メンター」を探して、その人の思考術や仕事術を徹底的にチェックするのです。
つまり、すでに成功している人のマネをすることで、最短最速で結果を手に入れることが出来る!というわけです。
すべての職種・業界に共通する成功法則「TTP」
コーチ・コンサルといったビジネスを手掛けるか、あるいは治療院・エステサロンを経営するか、それとも物販やアフィリエイトで稼ぐかなど、ビジネスが成功するための方法はそれぞれ違っていたりします。
エステサロンで大きな売上を稼ぐための成功法則が、アフィリエイトで稼ぐための成功法則と一緒なことはあり得ませんよね。
でも、たった1つだけどんな職種・業界にも共通する成功法則があります。
それは「TTP」です。
とにかく徹底的にパクる!
「え?なにそれ?」と思われた方がほとんどでしょう。
このTTPというのは、ある言葉の頭文字を取ったもの。
その言葉というのは「徹底的にパクる」です。
すでに成功しているメンターの働き方を徹底的にパクることによって、ムダな試行錯誤の時間や勉強する時間をカットして、最短最速で成果を出すことができるのです。
どのレベルまでパクるべきか?
「徹底的にパクる」と言われて、実際どこまでパクったらいいのかわからない人も出てくると思います。
メンターのInstagramやTwitterの投稿を丸々パクって自分のものとして発信する…というのはもちろんNGですが、違法にならないレベルで全部パクってしまうというのが目安となります。
たとえば、メンターがLINEを2日1回配信しているならあなたも2日に1回配信する。
メッセージが毎回300文字前後だったとしたら、あなたのメッセージの分量も300文字くらいにすると決めてしまいましょう。
メンターが漢字を使わずカタカナやひらがなで書いている言葉があれば、それもマネしてしまうのがおすすめです。
パクって結果が出てから差別化しよう
ただ、成功者のやり方をパクっただけでビジネスで成功できるほど、この世界は甘くありません。
いずれは成功者のやり方から離れて、自分だけが提供できる価値を確立させていく必要があります。
つまり業界の中で差別化を図って、あなたのファンを増やしていかないといけないんですね。
二番煎じで成功できるほど甘くない
そもそもネットが発達した現代で、成功者のマネをしただけのビジネスが長く成果を出せるかといったら、決してそんなことはありません。
最初から自分だけの価値を発信して差別化しようとするのは失敗の原因になりますが、いつまでも成功者のマネだけをしていても売上は安定しないのです。
そのため、これから起業することを考えている人にとっては、
- ①まず成功者のやり方をTTP(徹底的にパクる)
- ②成功者のやり方を組み合わせて応用していく
- ③自分だけの価値を提供して差別化を図る
というステップを踏むことが重要になります。
「守・破・離」が基本
この3つのステップって、どこかで見覚えがある気がしませんか?
そう、「守・破・離」の考え方ですね。
「守・破・離」というのは、まず先生から教わった「型」を忠実に守り、次に先生のやり方をアレンジして、最終的に新しい作品を作っていくという流れのこと。
昔から落語や剣道などで使われている修行方法で、もともとは千利休という人が書物に残したのがきっかけとされています。
ビジネスでも、この「守・破・離」の方法が基本となります。
いきなり自分ならではの価値を新しく作っていくのではなくて、まずは徹底的にパクる。
成功者の教えを守って、忠実に実行することこそ、ビジネスの大きな土台となるのです。
結果が出ない人が今すぐやるべきアクションプラン
「結局、行動しても結果が出ないときはどうしたらいいの?」
と悩んでいる方も多いと思いますので、今すぐできる具体的な行動についても紹介していきましょう!
3C分析でライバルリサーチを行う
まずは自分の業界で成果を出している成功者をピックアップしていきましょう。
たとえばダイエットについての商品を販売していくなら、ライザップなどを中心に成功している人たちをリサーチしていくのです。
InstagramやXといったSNSで「ダイエット」と検索してヒットするユーザーを調べてみたり、Google検索して見つかるブログなどを参考にしてもいいですね。
ちなみにこうしたライバルのリサーチに加えて、自分のリサーチ、お客さんのリサーチの3つを合わせて「3C分析」と呼んだりもします。
違法にならないレベルでTTP
お手本となるような成功者が見つかったら、あとはTTPするだけ。
直接連絡を取ってスクールに入らせてもらってもいいですし、LINEに登録して配信のやり方を参考にするだけでも構いません。
その成功者が結果を出すまでに何度も試行錯誤し、何年もの時間をかけてきたやり方をTTPして、最短最速で結果を手に入れましょう。
おわりに
今回は、ビジネスで結果を出すために欠かせない「TTP」(徹底的にパクる)について紹介してきました。
もし自己流でビジネスを始めようと考えている人がいたらすぐにやめて、成功者のマネから入ることを強くおすすめします。
そして、成功者のやり方を組み合わせて応用し、そのあとにビジネスのコツをつかんできたら自分だけの価値を提供して差別化を図り、オリジナルのビジネスを育てていく!
がむしゃらに行動して結果が出ない…。という方も、ぜひ今回の記事を参考に行動してみてくださいね♪