いつまで働く?安心できる老後を迎えるために今からできること
上がらない給料、止まらない円安、それなのに物価はどんどん上がって、今の生活をキープするだけで精一杯!老後のことなんて考えてられない!
という方も少なくないかもしれません。
しかし、今は「人生100年時代」とも言われており、なんの準備もせずに「年金でなんとかなるかな?」と楽観的になっていると、本当に苦しい思いをするかもしれません。
あなたは、いつまで働ける?
金融庁が出した報告書で「老後30年間で約2000万円が不足する」という試算が出され、一時期「老後2000万円問題」というニュースが話題になりましたね。
しかし、近年どんどん進む円安に伴い「老後資金は3000〜4000万必要になる」とも言われているのはご存知ですか?
また、「改正高年齢者雇用安定法」が2021(令和3)年4月1日から施行され、それにより事業主は、
①定年制の廃止
②65歳までの定年が70歳まで引き上げ
③70歳までの継続雇用制度(再雇用制度)の導入
のいずれかの措置を取るように努めることとされています。
このように、高齢になっても働けるような環境作りが整いつつあるんですよ。
それはつまり、高齢になっても働いて税金を払い続ける、高齢になっても働かせて年金を受け取る人を減らしたい、そんな政府の思惑が見えてくるような政策といえますよね。
そのような政府の思惑があったとしても、今の生活をキープすることがやっとで、将来のための貯金に回すお金もなく、老後資金の準備が思うようにいかないと思っている方にとっては、高齢になっても働く環境が整備されているのは、うれしいことかもしれません。
しかし、高齢になれば体力・気力などは今よりも確実に衰えていきます。
そのため「いつまで今までのように働き続けられるか?」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
では、安心して老後を迎えるためには、なにをどのように準備しておけばいいのでしょうか?
あなたのライフプランはどんなプラン?
老後2000万円問題は「老後20〜30年間で約1300〜2000万円が不足する」と試算されたものです。
この金額は、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では毎月約5.5万円の不足が生じ20〜30年間の不足額が約2000万円ほどに上るという試算に基づいています。
これはあくまでもモデルケースでの試算のため、家族構成や収入・貯金額など個人によって不足額は異なるとは思いますが、一度計算してみるのもいいかもしれません。
現代は医療も発達していることから平均寿命は伸びており「人生100年時代」ともいわれています。
そして、2025年には高齢化率(65歳以上の人口割合)が30%と、いわゆる「団塊の世代」の全員が75歳以上となります。
さらに、2050年には高齢化率38%に達すると予測されるなど、日本は世界がこれまでに経験したことがない「超高齢社会」を迎えようとしています。
少子高齢化が止まらない日本では、将来年金がもらえるかどうかも定かではありません。
ましてや、円安が進み物価はどんどん高くなるのに、給料は一向に上がる気配もないため、老後2000万円問題と言われていたものも、最近では3000〜4000万円必要とまで言われているんです。
そのため、老後資金を貯金だけで準備することは難しく、政府もiDeCoやNISAなどで資産運用を勧めるような施策を立てたりなど、いかにも
「国はあなたの生活をサポートはできません。自分の身は自分で守ってくださいね。」
と言われている感じもしますね。
このようなことから、早くから生涯のライフプランを考え、これからどのくらいお金が必要なのか、今のうちにどれだけ稼ぐ必要があるのか、などライフプランを考える必要があるといえます。
節約だけではお金は貯まらない!?
資産運用はしたことがないし、そもそも資産運用できるだけのお金の余裕がないという方も少なくないかもしれません。
現代では、さまざまな要因で一昔前よりもお金が貯めにくい状況といえます。
その理由は以下の4つが考えられます。
- 税金や社会保険など税負担の増加
- 利息がほぼ無し!超低金利時代
- 教育費の高騰
- 高額な住宅ローン
それぞれ解説していきますね。
税金や社会保険など税負担の増加
所得税や住民税、社会保険料などの税金の負担も年々増加しています。
それにより手取りの収入が減少し、しっかり稼いでいても税負担が多く生活に余裕がないという家庭も少なくありません。
利息がほぼ無し!超低金利時代
1970年代のゆうちょ銀行の金利はなんと約4.3%ほど。
100万円を1年間預けておけば104万円以上になっていた計算です。
しかし、近年の銀行金利は約0.001%と超低金利。
たとえば、100万円を10年間預けていても、その金利はわずか100円です。
70代以上の方が働いていた時代のように利息でお金を増やすことができなくなっているんです。
教育費の高騰
1970年代と2016年の大学の初年度納付金を比較すると、私立で約3倍、公立だと約5倍も増えており、現代は教育が高騰しているため教育資金の準備もかなり大変になってきています。
高額な住宅ローン
資源の高騰などもあり、物件価格は年々上昇しています。
定年前に完済できないような無謀な計画で、生活費を圧迫するほどの多額のローンを組むケースも多くなっています。
このように、給料は昔と変わらないのに、現代ではお金が貯まりにくい要因がいくつもあります。
そのため、節約だけでは教育資金や、老後資金を準備することがかなり難しくなっているといえます。
副業をして収入を増やそう!
節約だけでは、将来のお金を準備することは難しいということはわかりました。
しかし、給料を上げるために、本業を必死に頑張って昇進したり、営業成績を残したりしてもせいぜい数千円〜数万円程度の収入アップしか見込めません。
そこで、本業➕副業で収入の柱を増やし、資産運用に回せるお金を作ることが必要となります。
そこで、始めたいのが「副業」です。
副業を解禁する企業も増えてきたことから「副業ってどんなものがあるの?」「稼ぎやすい副業ってどれ?」と興味がある方が増えてきていると思います。
最近はAIの進化もあり、新しい副業もどんどん出てきています。
なんの取り柄もないと思う方も、1つずつ見ていけば「自分にあった副業」が見つかるはずです!
そこで、主婦や子育て中のママ、本業で忙しい方にもおすすめな副業を紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
おすすめの副業6選
忙しい方にもおすすめな副業は以下の6つです。
- ブログ記事の執筆代行
- 動画編集
- ロゴやイラストのデザイン
- ポイ活
- アンケートモニター
- SNS運用代行
ブログ記事の執筆代行
コロナ禍でオンラインで在宅ワークをする方が増えたことから、ブログで収入を得る方もさらに増えてきました。
そのため、ブログ記事の執筆代行のお仕事の依頼もあり、文章を書くことが好き・得意な方にとってはおすすめな副業といえます。
動画編集
ブログ記事の執筆代行と同じように、YouTubeやTikTokなどのSNSを使ってお仕事をする方も増えてきました。
動画編集スキルがある方は、高単価でのお仕事依頼も多いため、ぜひクラウドソーシングサービスなどを使って、お仕事の募集がないか探してみてください。
ロゴやイラストのデザイン
趣味でイラストやデザインができる方も副業で稼げる可能性があります。
ロゴやイラストなどのオリジナルデザインを販売したりして、収入を得ている方もいます。
ココナラなどに応募してみるのもいいですね!
ポイ活
ポイ活はすでに利用している方も多いかもしれませんね。
無料の会員登録したり、ゲームアプリをインストールしてポイントを貯めていきます。
そのほかにも、クレジットカードの発行や、セミナーに参加して1件2000円などの高額案件で稼ぐという方もいます。
広告をクリックするだけでポイントが貯まったりもしますが、単価がかなり低いのでちょっとしたお小遣いを稼げる程度の副業になるかと思います。
アンケートモニター
ポイ活と似ている点がありますが、アンケートや商品の体験モニターなどをこなして、稼いでいく方法もあります。
スマホで簡単に答えられるアンケートも多いので、隙間時間にちょっとしたお小遣い稼ぎをしたい方にはおすすめの副業といえます。
SNS運用代行
SNS運用代行とは、店舗、企業、個人事業主などクライアントのSNSアカウント(Instagram やTikTokなど)を代わりに投稿、運用するお仕事です。
無料で広告や集客ができるSNSは、今やビジネスをしていく上では必須のものですが、SNSアカウントの運用まで手が回らないという声が多く聞かれます。
そのようなクライアントの代わりにSNSアカウントを運用していくのが「SNS運用代行」のお仕事です。
副業するなら「SNS運用代行」がおすすめ
SNS運用代行は現在かなり需要の高いお仕事となっていますが、SNS運用のスキルを持っている方が少ないため、高単価での依頼が多くあります。
SNS運用のスキルはSNS初心者であっても、学べばすぐにでも身につくスキルです。
SNS運用代行の講座のなかで断然おすすめなのは、最短3ヶ月でスキルが身に付く「SNSクリエイター資格講座」です。
最新のSNS運用のスキルをオンラインで学ぶことができ、24時間利用可能なサポートLINEがあったり、追加料金なしで個別コンサルや特別講座を受けることが可能です。
また、お仕事紹介制度もあり受講中からお仕事をゲットする方も多くいます!
もし、SNS運用代行の興味があれば「SNSクリエイター資格講座」のサイトも覗いてみてくださいね♪
おわりに
今の生活に余裕がなく、将来が不安な方も少なくないと思います。
そんな方こそ、隙間時間を使って副業を始めて、少しでも収入を増やし、安心して老後を迎えられるように今からしっかり準備していきましょう♪