【頑張ることに疲れた】子持ちの親が抱える不安や不満を解消するには?
独身時代から憧れていたはずの結婚、出産、子どものいる生活。
それなのに今は仕事、家事、子育て、、と時間に追われる日々。
「頑張ることに疲れた…。」
と限界ギリギリで頑張るあなたへ。
今回の記事は、「頑張ることに疲れた親の不満を解消するには?」をテーマに日々の生活が楽になる方法を考えていきたいと思います。
「頑張ることに疲れた」その原因とは?
「頑張ることに疲れた」
「頑張ることが嫌になった」
そのような経験をしたことがある方は少なくないと思います。
「頑張ることに疲れた」という人は、頑張り過ぎた結果、自分の体力や気力の許容範囲を超えてバーンアウトした状態になっています。
ではなぜ、そのような状態になってしまうのか?
このようにバーンアウトしてしまう人には以下の特徴があります。
- 仕事での疲労
- 精神的ストレス
- ストレス解消が下手
- 完璧主義
それぞれ詳しく解説していきます。
仕事での疲労
体力勝負の職種でかなり体力を消耗する、つまらないと思う仕事をなんとなく続けている、他にも責任のある役職で毎日ピリピリしているなど、仕事での疲労が蓄積している人は「頑張ることに疲れた」と思いやすい人です。
その上、どんなに業務をこなしたり責任ある仕事をしても評価されない、給料が上がらないなど努力の成果が、金銭的報酬として得られない場合も疲労感を強くする原因となります。
「どんなに頑張っても評価されない」
「頑張っても給料は上がらない」
このような環境で仕事をしていると、達成感を感じにくく「頑張ることに疲れた」とバーンアウトしてしまう傾向にあります。
精神的ストレス
仕事での疲労のひとつには、職場の人間関係で精神的ストレスを感じる、仕事の責任が重過ぎるという点も含まれていると思います。
1日24時間のうち、8時間は仕事をしているという方が大半です。
仕事に行く準備や通勤時間なども含めると、1日の約半分の時間を仕事に充てているという方も多いかもしれません。
その仕事がきつい・辛いという状況だと精神的ストレスはかなり高い状態となります。
また仕事以外にも、私生活や家庭でも休まる時間がない、子どもがいて自分を優先する時間がなく、いつもイライラしているという方も要注意です。
そういう方は、仕事でも家庭でも休まる時間がなく気力を消耗し続けている状態です。
そのような状態が続くと「頑張ることに疲れた」と限界を迎えてしまう原因となってしまいます。
ストレス解消が下手
仕事も家庭も忙しく、ストレスも溜まるけど、週末は好きなものを食べる、運動して気持ちをリフレッシュしているなど、ストレス解消が上手な人は、どんなに忙しくても「疲れた…。」と限界を感じて動けなくなってしまうということは少ないです。
逆に、ストレスを溜めやすくストレス解消が下手な人は、自分の気持ちや身体を優先して生活することに慣れておらず、ずっと他人軸で生きてきたという人も多いため、そもそも「自分が何か好きかわからない」という人も多い傾向にあります。
完璧主義
完璧主義の人もバーンアウトしやすい人の特徴のひとつです。
完璧主義だと、過剰に自分を追い詰めたり感張り過ぎてしまうため、力の抜き方がわからないという人も多いようです。
このような人は小さい頃から無理に頑張ることが習慣になっている方も多く、「適度にやる」という加減もわからないので一人で頑張り過ぎる・人に頼るのが下手という方も多くいます。
子どもがいる人はさらにバーンアウトしやすい?
バーンアウトしてしまう人の特徴を解説してきましたが、子どもがいる人はさらにその可能性が高まります。
その理由は以下の点です。
- 時間が足りない
- 頼れる人がいない
- 経済的なプレッシャーがある
- 社会的なプレッシャーがある
これらも、それぞれ解説していきます。
時間が足りない
まずひとつめに、子どもがいる家庭だと親は24時間体制で子どもに関わることになります。
保育園の送り迎えや、部活の送迎など衣食住の他にも子どもを育てるために時間を割く必要があります。
特に子どもが小さいうちは、体力的・精神的にも労力が必要となるため、自分の時間が取れないことが多くなり、今まで趣味に使っていた時間が短くなったり、もしくは全く無くなったりすることもあります。
家事・育児で1日が終わってしまい、自分が休む時間を確保することは難しいと感じる方も多くいます。
頼れる人がいない
特に育児をしながら仕事もしているという親は、育児と仕事を両立させる必要がありますが、
「旦那さんの帰りが遅くていつもワンオペ」
「祖父母が近く住んでいない」
「離婚してシングル家庭で子どもを育てている」
など身近に頼れる人がいないという環境だと、孤独感やストレスが増すことになり、さらにバーンアウトしやすい環境といえます。
経済的プレッシャーがある
子育てには、日常生活費に加えて、子どもの教育費・医療費なども子どもの数だけかかります。
将来のために貯蓄をしたいと考えていても、日々の食費や子どもの習い事費が生活を圧迫しているという家庭も少なくありません。
収入が安定していないと、より一層の不安を感じることになりますし、子どもとの時間を優先しようと仕事時間を減らしてパートに切り替えたため収入が減り、ギリギリの生活をしているという家庭もあります。
経済的不満抱えている人も多く、仕事と子育てのバランスをどのように取るか悩みを抱え、経済的プレッシャーを感じる場面も多くあります。
社会的プレッシャーがある
子どもがいると、祖父母や親戚など周囲の人々や社会からの期待、完璧な親像へのプレッシャーがストレスを生む原因のひとつとなります。
特に、現代ではSNSで他人の育児や生活を目の当たりにすることが多く、自身の家庭環境と比較し劣等感を感じてストレスになる人も多くいます。
どうしたら楽に生きられる?
では、そんなストレスフルな現代で、どうやったらバーンアウトせず幸せに暮らせるのでしょうか?
ひとつひとつ解説していきます。
自分の想いを知る
まずは自分自身がどんな生活を送りたいのか、どんな人生を歩みたいのか考えてみてみましょう。
「そんなこと考えたことない」
と思う方もいるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
人生の目標など大きなものでなくても、時間ができたらなにをしたいか?なにを食べたいか?など簡単な予定を立てることから始めてもいいです。
自分自身の感情やニーズに気づくことが重要なので、まずは深く考えずにぱっと思いつくことを紙などに書き出してみましょう。
そうすることで、「次の休みはこうしよう」など楽しみができますし、そのために自分の時間を持つための工夫をしたり、一人の時間を楽しむことも出来るようになり、それらが精神的な健康を保つ秘訣となります。
目標を設定する
自分の想いを知ることができたら、次は日々の小さな目標を設定してみましょう。
たとえば「〇〇を食べたい」というものがあれば、「次の休みの日に食べに行く」と予定を組んでみる。
「ゆっくり休みたい」と思ったら、エステを予約したり、1日お家でダラダラする日を決めてみる。
そうした自分の想いを叶える、小さな目標を設定して実行することで達成感を感じることができます。
家事や子育てをしていて、時間がないという人でも、
「夫や子どもと一緒に洗濯物を畳んで家族時間を過ごす」
など自分が楽になる方法と、家族時間を確保することの両方が叶えられる小さな目標設定から始めてもいいかもしれません。
ネットワークを作る・参加する
自宅近所などの地域のコミュニティーに参加したり、オンラインでの子育てコミュニティーに参加したりなど、他の親とのつながりを持つことも有効です。
全く同じ環境でなくても、似たような環境で子育てや仕事をしている方と交流できる場があると、共感してもらえたり、新しい情報や役にたつ情報を得ることができたり、不安の解消につながることがあります。
また、あなた自身の経験が、他者を助けることになるかもしれません。
そのような機会があれば、自分も誰かの役に立っているという気持ちになり、自己肯定感も上がることにつながります。
それでもやっぱり辛いときは?
バーンアウトの原因がわかっても、楽に生きる方法を知っても、それでもやっぱり辛い…。
そう感じている人は一旦立ち止まることも大切です。
なにもせずにぼーっと過ごす。
とにかく身体を休める。
現代では立ち止まることに罪悪感を抱く人も多いですが、辛いまま頑張り過ぎてしまうと身体に異常がでたり、精神的に病んでしまったりなど、強制ストップがかかることもあります。
そうなると、回復に時間がかかることも多くなるため、バーンアウトしない時間の過ごし方を考えてみてください。
収入が多いと不安は解消される?
子どもを育てながら仕事もしていると、「頑張ることに疲れた」と体力面や精神面で限界に近づいていても、子どもの生活を守るために辛い仕事を辞めることができないという方もいます。
このような不安を抱えている方は、
「もっと稼げる仕事をしていたら生活が楽になるはずなのに…。」
と考える人も多いようです。
しかし、収入を増やすことは簡単ではありません。
仮にダブルワークや残業をして収入が増えたとしても、根本的な問題である時間が足りないことでの精神的プレッシャー増したり、体力を消耗することでの身体的疲労が重なり病気になるリスクも上がってしまいます。
収入が増えることで、選択肢が広がるかもしれませんが、身体的・精神的疲労が増してしまう方法を選択してしまっては幸福感にはつながらないかもしれません。
収入が安定していると心も安定する
それでもやはり、収入が安定していると精神的に余裕がでることは間違えありません。
しかし、限りある時間を仕事だけに使ったり、体力を削りながら肉体的にも精神的にもボロボロになるまで働くことはオススメできません。
では、どういう働き方をして収入をアップすることが良いのか以下で解説します。
不労所得を目指す
NISAやiDecoといった国が推奨する投資や資産運用を通じて、働かずして収入を得る方法を探ることも、一つの選択肢といえます。
もちろんリスクは伴いますが、超低金利の現代では銀行に貯金しているだけでお金が増えることはないため、投資などの資産運用をすることで働かなくても収入を得る方法試してみることがオススメです。
投資などの資産運用はリスクはあれど、長期的に見れば効果的なことが多いですが、
「1年で100万が1000万円に増える!」
など非現実的な投資は詐欺のことが多いのでその点は気をつけましょう。
副業を考える
副業をOKとする企業も増えてきているように、副業を始めることも選択肢のひとつとして検討してみてください。
「仕事や家事をしながら副業している時間なんてない!」
と思う方もいるかと思いますが、趣味の時間で作っているハンドメイド作品を販売してみる、読書が好きだからブログで本の紹介をしてアフィリエイトリンクを貼ってみる、など今の自分ができるものから始めてみるのもオススメです。
現代はオンライン化も進んでいるため、ライティング、デザイン、プログラミングなど、今持っているスキルを活用してクラウドソーシングなどで単発のお仕事受注から始めてみるのもいいかもしれません。
特にオススメなのは「SNS運用代行」です。
SNS運用代行とは個人事業主や企業に代わって、SNSの運用を行い、集客や売り上げアップに貢献するお仕事です。
まだSNS運用スキルを持っている方が少ないため、高単価でお仕事が受注することができます。
また、スマホ一台あれば初心者でもできる仕事なので、子育て中のママや主婦など忙しくしている方が隙間時間を活用して稼いでいるお仕事でもあります。
副業でSNS運用代行始めた主婦が、本業よりも稼げるようになり本業を辞めたり・本業をフルタイムからパートに切り替えたという方も多くいます。
SNS運用代行が気になる方は「SNSクリエイター協会」のサイトを覗いてみてくださいね♪
まとめ
「頑張ることに疲れた」
という方は、まず自分がどんな人生を歩んでみたいか想像してみてください。
「こんなはずじゃなかった…。」
と後悔する前に、自分が理想とする人生はどんな人生か考え、その理想にあった人生を歩むための方法を考えてみましょう。
そうすることで、時間の使い方を工夫したり、転職や副業をして収入を増やすことで選択肢を広げてみることができるかもしれません。
限りある人生を無駄にしないためにも、自分の理想をまずは考えてみてくださいね!