専業主婦の老後、どうする?パートナーに頼らず老後資金を貯めるには

あなたは自分の老後資金に不安を感じてはいませんか??

「老後2000万円問題」も円安の今では「老後3000万〜4000万問題」とも言われています。

また、家族構成やライフスタイルによっては老後資金に1億円必要と言われることもあるようです。

そんな資金を、普通の主婦が老後までに蓄えるなんて無理…と感じるのは私だけではないはず。

今の時代、働く男性だって何があるかわかりません。

だからこそ、私たち自身が稼ぐ力を身につける必要があると思うんです!

今回は、専業主婦や働く女性が、パートナーに頼ることなく老後資金を貯める方法について解説していきます!

目次

専業主婦がもらえる年金は「基礎年金」だけ!

老後資金を考える時にまず調べておきたいのが、自分が将来受け取れる年金

私たちが老後を迎える頃には、年金制度が大きく変わっていたり、受け取れる金額が少なくなっている可能性も高いです。

ひとまず今の制度が続くとして考えると、専業主婦が受け取れる年金は「老齢基礎年金」という年金のみとなっています。

「第3号被保険者」というグループで、夫の社会保険の扶養に入っている場合がこれにあたります。

扶養に入ることで、自分では保険料を払わなくても将来年金を受け取ることができますが、その金額は非常に少ない金額です。

会社員がもらえる「厚生年金」はなし

会社員として働いていると、社会保険として厚生年金に加入できるので、老後には「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2種類を受け取ることができます

加入期間などの条件にもよりますが、2種類の年金の場合と比べて、1種類の年金しか受け取れない人は、もらえる年金の額が半分になることも

たとえば、普通に働く夫や共働きの女性なら月15万円の年金がもらえるのに、専業主婦は月7万円しかもらえない…という場合も出てくるんです!

扶養範囲を超えた年収だと保険料負担も増える

将来の年金が少ないなら、自分で貯金を増やすしかないですよね。

しかし、専業主婦の方がフルタイムのパートなどで働き一定の収入があると夫の扶養から外れてしまうことがあります。

なぜなら、扶養は経済的に自立して生活ができないという前提のため、一定額の収入があると自立して生活できると見なされるからです。

そのため、ある一定の年収を給料を得てしまうと、夫の扶養から外れて支払う保険料が増えてしまうことがあります。

また、2024年10月から社会保険適用拡大の法改正があり、税金を支払う義務のある社会保険加入者の範囲が広がることが決定しています。

「貯金を増やすために働いても保険料などで税金が引かれてしまう…でも働かないと貯金は増えない。」

そんな状況になってしまうのも、老後資金を用意しにくくなる原因といえますね。

ですが、扶養に入るためだけに収入を抑えて働くのは非常にもったいないです。

もっと仕事を増やせば、収入も人脈もスキルも増えるわけですから、少し保険料が高くなったとしても、働いて経験を積むべきだと思います。

もっと仕事を増やせば、収入も人脈もスキルも増えるわけですから、少し保険料が高くなったとしても、働いて経験を積むべきだと思います^^

パートナーに万が一のことがあった時に備えて

扶養に入るために仕事を抑えていたり、夫の収入だけを頼りにしていると、万が一の出来事があったときに対処しにくくなるデメリットがあります。

夫が働けなくなった時や、離婚を選択した時、子どもの教育費が必要になった時などに、お金が足りなくなる可能性が高いんです!

事故や病気で働けなくなるリスクも

今は元気に働いている旦那さんも、いつまでも健康でいられるとは限りません。

あまり考えたくないことですが、事故や病気で働けなくなったり、うつ病で仕事ができなくなる可能性もあるわけです。

休職や退職をしてしまったら、収入も一気に落ちて生活することすら苦しくなる可能性も。

そうならないためには、夫の収入だけに頼るのではなく、自分でも働く力を身につけることが大事なんです!

収入の柱は1本だけでは危ない!

今の時代に「女は家庭、男は仕事」という縛りで暮らす必要はありません。

男性が家のことをやったっていいし、共働きでお互いにキャリアアップを目指してもいいと思います。

夫婦二人で働いた方が家計も楽になりますし、貯金に回せる金額も増えますよね!

どちらかの収入が減った時にも対処しやすくなるので、収入の柱は2本以上用意しておくのがベストといえます。

専業主婦でも自分の力で老後資金を貯めるためのポイント

そうは言っても、子どもが小さくて働く時間がなかったり、地方に住んでいて周りにパートできる職場がないという場合には、普通に働くのが難しいこともありますよね。

そんな専業主婦の方でも、自分の力で老後資金を作っていくためのポイントについてご紹介していきます!

節約・節税の勉強をする

老後資金を計画的に貯めるためには、節約や節税など、お金についての勉強が欠かせません!

たとえば、先ほど紹介した扶養のことなど社会保険や税金のことを知らないと損をしてしまいます。

また、節約のためと、1円でも安いスーパーに行くためにガソリン代を使って車であちこち移動していたら、結局は赤字だったなど本末転倒な結果にならないような工夫も必要。

目先の金額だけにとらわれずに、トータルな視点でお金のことを考えられるようになると、自然とお金も貯まりやすくなりますよ!

NISAやiDeCoを始める

お金について普段から勉強している方なら、NISAやiDeCoといった言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これらは国が行っている制度で、うまく利用することで節税しながら老後資金を蓄えることができる方法です。

逆に、NISAやiDeCoを使わずに、現金貯金のみで老後資金を貯めようとするのはかなり困難といえます。

最近では、投資や貯蓄の初心者でもわかりやすいようにNISAやiDeCoを解説している本・動画も多いので、一度チェックしてみるのもおすすめです!

副業・在宅ワークを始める

家にいる時間が長い主婦の方なら、その時間を利用して副業や在宅ワークを始めてみましょう!

在宅でできる仕事なら、家事や育児をしながらでも働くことができますし、どこかに出勤する必要もないので時間も自由に使えます。

最近では在宅ワークで月10万円、月20万円と稼いでいる主婦の方もいて、うまくいけばパートよりも高い時給で働ける可能性もあります!

副業や在宅ワークにはさまざまな種類がありますが、中でもおすすめなのは「SNSクリエイター」というお仕事です。

SNSクリエイター(SNS運用代行)は、スマホ1台で始められて、クライアントのSNSアカウントを代わりに運用していくお仕事です

SNSクリエイターに興味がある方は、ぜひサイトを覗いてみてくださいね♪

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